英ウィリアムズは11日、オックスフォードシャー州ウォンテージ近郊グローブにテクニカルセンターを開設した。開所式にはキャメロン首相など要人が出席した。
800万ポンドを投じて建設されたテクニカルセンターは、ウィリアムズ・マティーニ・レーシングチームの拠点と同じ場所にあり、床面積は3,800平方メートル。最大で250人のデザインエンジニアに対応可能で、ワンオフプロジェクトや小ロット生産に使用できる最新技術の研究開発施設となっている。
開所式で挨拶に立ったキャメロン首相は、「F1は世界最先端のハイテク産業であり、英国とそのエンジニアおよびデザイナーがその舞台で重要な役割を果たすことをとても誇りに思う。ウィリアムズがオックスフォードシャーに先端エンジニアリング施設を開設したことは地域にとって素晴らしいニュースであり、ビジネスを支援し、雇用を創出し、英国にとってより良い将来をもたらす我々の長期経済計画に対する信任であると言える」と語った。
