仏PSAプジョー・シトロエングループ（PSA）と中国の東風汽車の合弁会社である東風プジョー・シトロエン自動車（DPCA）は16日、中国で4番目となる工場の建設に着手したと発表した。
第4工場は四川省成都に建設され、2016年後半に稼働を開始する。生産能力は年間36万台で、東風プジョー、東風シトロエンおよび東風風神の各ブランドのMPVとSUVを生産する。
DPCAは現在、武漢で3工場を操業しており、年産能力は75万台。第4工場が稼働を開始すれば、DPCAの年産能力は100万台を超えることになる。
DPCAの1～9月の販売台数は51万8,000台で、前年同期から30％増加した。14年通期では70万台以上を販売することを目標に掲げている。PSAと東風汽車は3月下旬、20年までに150万台を販売することを内容とした戦略的提携を締結した。
