独自動車大手のダイムラーは18日、中国の広州にアフターセールス部品の物流拠点を開設したと発表した。倉庫の大きさは3万6,000平方メートルで、中国にある既存の倉庫5カ所を合わせた倉庫面積は約17万平方メートルに拡大する。
中国では子会社DPTSがメルセデス・ベンツの乗用車、バン、トラックのアフターセールス部品を取り扱っている。すでに、北京、上海、崑山、成都、揚州の5都市に倉庫を保有している。
広州を合わせた6カ所の倉庫から中国全土のディーラーに発送する部品点数は年350万個を超える見通し。1日で最大4,000キロメートル離れたディーラーまで出荷できるという。
DPTSは2008年11月の設立。現在、中国196都市にあるメルセデス・ベンツの乗用車ディーラー325社、商用車ディーラー52社、トラック・ディーラー34社にアフターセールス部品を供給している。
