仏自動車大手PSAプジョーシトロエン が復調してきた。中国の東風汽車と仏政府による出資を受け入れ、人員整理、設備投資圧縮などの合理化を進めてきたことが大きく、上期は2011年以来の黒字となった。7月29日に発表した2015年1～6月期決算の最終損益は5億7,100万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字（1億1,400万ユーロ）から大きく改善した。合理化と欧州新車市場の回復、ユーロ安が収益を押し上げた。売上高は4.7％増の289億ユーロだった。
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