ドイツ国内生産、4月は24％増加

独自動車工業会（VDA）は5月4日、同国の2023年4月の乗用車生産が32万1,000台となり、前年同月に比べ24％増加したと発表した。大幅に増加したものの、前年同月の生産が極めて低水準だった背景がある。

1～4月の累計は、前年同期比35％増の146万2,100だった。部材の供給状況が次第に改善しており、生産が伸びているが、VDAによると、これは2019年同期の水準を依然として13％下回っている。

輸出は、4月が前年同月比38％増の24万6,200台、1～3月の累計は、前年同期比36％増の107万5,400台だった。

4月の国内受注は前年同月に比べ8％減少しており、1～4月の累計では前年同期を30％下回っている。これに対し、国外受注は、4月が前年同月に比べ17％増加。1～4月の累計は前年同期比4％減少だった。