バイオディーゼルの販売、ドイツで激減

ドイツではバイオディーゼルの販売が大幅に落ち込んでいる。ドイツ・バイオ燃料産業連合会（VDB）によると、純粋なバイオディーゼル（B100）の販売は2007年の180万トンから2009年は約23万トンに激減した。VDBはB100に対する課税額が段階的に引き上げられて2009年から1リットル当たり約18ユーロセントとなった影響が大きいと指摘、政府に対し課税額の引き下げを求めている。B100の販売低迷を受けて、ドイツの燃料市場に占めるバイオ燃料（バイオディーゼル、バイオエタノール、植物油）のシェアは2007年の7.2％から2009年は5.4％に後退した。