ドイツの自動車ポータルサイト大手Mobile.deの事業が好調だ。消費財調査大手のGfKのまとめによると、同サイトの2009年の取引総額は292億ユーロとなり、前年比で9％増加した。登録ディーラーが同サイト経由で販売した自動車の割合は前年から1ポイント増えて39％となった。新車に限ると26％だった。
\Mobile.deの委託を受けてGfKが実施した調査によると、同サイトを通して09年に国外に販売された自動車の割合は1ポイント減の25％だった。内訳はポーランド向けが20％、ロシア向けが14％、ルーマニア向けが11％、フランスとチェコ向けがそれぞれ6％などだった。また、国外からのアクセスは全体の36％を占めた。
\ディーラーにサイトの満足度を質問したところ、「非常に満足」「満足」が合わせて80％に上った。
\Mobile.deは、オンラインでの新車取引需要が高まっていることを受け、対応するサービスを強化する方針だ。
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