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2010/9/17

企業情報 - 部品メーカー

英Inrekor、軽量の構造素材を開発

この記事の要約

英Inrekorはこのほど、乗用車向けの軽量構造材「Inrekor」を発表した。標準的なファミリーカーでは同構造材の使用により、重量を300kg軽減できるという。同社はすでに大手の船舶および自動車メーカーと交渉していると […]

英Inrekorはこのほど、乗用車向けの軽量構造材「Inrekor」を発表した。標準的なファミリーカーでは同構造材の使用により、重量を300kg軽減できるという。同社はすでに大手の船舶および自動車メーカーと交渉しているという。具体的な企業名は明らかにしていない。

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同構造材は、プロピレンをベースとした泡状素材を薄いアルミニウムシートで挟み込む仕組み。強度は従来の構造材と同じ水準となっている。100%再利用できるうえ、炭素繊維を材料とした部品よりも安く生産できる利点もある。

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Inrekorは英キットカーメーカーのChesil Motor Companyと共に、軽量材を使用したポルシェ「356スピードスター」のプロトタイプを製造、従来モデルに比べ重量を15%削減した。同社はこのほか、4シート用のシャーシのプロトタイプを開発。重量300kgの標準的なシャーシを160kgに軽量化できるとしている。

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