独自動車部品大手のボッシュと韓国サムスンSDIは、中国の自動車大手上海汽車集団と電気自動車向けリチウムイオン電池の合弁生産についての交渉が最終段階に入っている。ボッシュ幹部が17日、ロイター通信に明らかにした。
\16～17日に成都で開かれた世界自動車フォーラムに出席したボッシュのエーニス副社長はロイター通信とのインタビューで、「交渉は大詰めを迎えている」と語り、生産を2012年にも開始する意向を明らかにした。また、合弁事業を商業ベースに乗せるには、生産規模が初期段階で年間2万個を超える必要があるとの見方を示した。
\ボッシュとサムスンSDIは08年にリチウムイオン電池の製造販売を目的とした合弁会社を設立。11年からの量産開始を予定している。また、ボッシュと上海汽車は、中国で自動車部品の合弁生産事業を行っている。
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