フランスの自動車部品大手であるフォルシアが、ポーランド西部にある工場の拡張に4,000万ズロチ（約990万ユーロ）を投資する。独フォルクスワーゲン（VW）向けの部品を生産する目的で、すでに用地の取得作業に入っている。フォルシアの広報担当者が先ごろ明らかにした。
\投資の対象となるのは、コシジン・スウビツェ経済特別地区のゴジュフ・ヴィエルコポルスキ工場だ。来年初めに生産がスタートする新型「ゴルフ7」の部品を製造する。経済特別地区の運営本部によると、追加投資で55人の雇用が創出されるほか、現従業員740人の職場も保障されるという。
\フォルシアは昨年12月にも4,000万ズロチの投資計画を発表したばかり。同プロジェクトでは、メルセデス「Sクラス」とボルボ向けにダッシュボードとドアパネルを生産する。
\フォルシアはポーランドに8工場を持つ。また、ゴジュフ・ヴィエルコポルスキ、ワルシャワ近郊のマゾフスキエ県グルジェツ、南西部ドルヌィ・シロンスク県のヴァウブジフ、レグニツァの4カ所で研究開発センターを運営している。雇用総数は5,500人。
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