伊フィアットは、9月13日に開幕した第64回フランクフルト・モーターショーで、人気サブコンパクトカー「プント」の2012年モデルを初公開した。
\05年に「グランデ・プント」として発売された同車は、ジョルジェット・ジウジアーロ氏率いるイタルデザインによるスタイリッシュなデザインが好評を博したが、09年に発表されたマイナーチェンジ版の「プント・エヴォ」は、フロントやリア周りに施されたデザインの変更が大きな議論を呼んだ。今回初披露されたプントは、05年のオリジナルにほぼ近いデザインを復活させるとともに、フィアットの新世代2気筒エンジン、「ツインエア」の搭載していることがアピールポイントとなっている。
\ツインエアは、ターボチャージャーを装備し、最大出力は85hp、最大トルクは14.8kgm。走行距離1キロメートル当たりの二酸化炭素（CO2）排出量は98グラム、走行距離100キロメートル当たりの消費燃料は4.1リットルなど、優れた環境・燃費性能を誇る。
\プントの今年上期の販売台数は前年同期比17.8％減の13万2,228台で、欧州最大のボリュームゾーンであるBセグメントで5位の地位を確保した。
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