独自動車用照明・電子部品メーカーのヘラーは9日、メキシコのグアダラハラ工場に約400万ユーロを投資して、ライト事業のデザイン・開発センターを新設すると発表した。新センターは今年10月に着工しており、来年3月の営業開始を見込む。従業員数は照明専門家やデザイナーなど80人を予定している。
\新拠点はアジア・アメリカ地域のコンピテンスセンターとしての位置づけで、同地域の顧客ニーズにより迅速に対応する体制を整える。
\ヘラーはまた、南北アメリカの需要増に対応するため、グアダラハラ工場のヘッドライト生産能力を約30％引き上げるとしている。
\同社は米国のプリマス（ミシガン州）にも研究・開発拠点を持っており、メキシコの新センターと緊密に連携することで製品開発能力を向上させ、アメリカ市場における競争力をさらに強化する考えだ。
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