欧州連合（EU）が第7次研究枠組み計画（FP7）の一環として支援する電気自動車のデザインコンテストおよび開発プロジェクト。同プロジェクトに参加する企業や研究機関に次世代電気自動車の部品や技術開発について議論するためのプラットフォームを提供することが目的。
\独アーヘン工科大学（RWTH）付属アーヘン自動車研究所（ika）が調整役を務める。このほかフィアット、ルノー、フォルクスワーゲン（VW）、コンティネンタル、スウェーデンのSP技術研究所など欧州各国から企業や研究機関が参加している。
\ \2011年10月末まで実施された第1フェーズでは、30件のデザインの応募があった。このうち第2次審査に進んだ6件からこのほど、3モデルが選出され、フィアット、ルノー、VWがそれぞれ1モデルずつ、その他のプロジェクトパートナーと協力し、コンセプトカーをバーチャル開発することになった。成果は2013年半ばに公開される予定。
\1位はスペインのデザイナーJorge Biosca氏の「worm-e」、2位にはEnrico Gatto氏（イタリア）の「Kabuki」とLaszlo Fogarasi-Benko氏（ハンガリー）の「Bugaboo」が選ばれた。
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