2010/1/18

総合 –EUウオッチャー

偽造ユーロ紙幣、09年下期は8%増

この記事の要約

欧州中央銀行(ECB)は11日、昨年下期に回収された偽造ユーロ紙幣は44万7,000枚で、上期から8%増えたことを明らかにした。ECBは流通紙幣の増加を勘案すると、偽造の率は「非常に低い」としている。\ 偽造が最も多かっ […]

欧州中央銀行(ECB)は11日、昨年下期に回収された偽造ユーロ紙幣は44万7,000枚で、上期から8%増えたことを明らかにした。ECBは流通紙幣の増加を勘案すると、偽造の率は「非常に低い」としている。

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偽造が最も多かったのは20ユーロ紙幣で、回収した偽造紙幣の47%に上った。50ユーロ紙幣が39%で続く。200ユーロは1%、500ユーロは0.5%と、高額紙幣の偽造は少ない。

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偽造紙幣の98%はユーロ圏内で見つかった。ユーロを導入していないEU加盟国で見つかったのは全体の1%だった。

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一方、欧州委員会が同日発表した統計によると、2009年に回収された偽造ユーロ硬貨は17万2,100枚となり、前年から12%減少した。

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