2010/8/2

産業・貿易

第1四半期に企業の投資率が縮小、ユーロ圏とEUの両方で

この記事の要約

EU統計局ユーロスタットが7月29日に発表した企業の設備投資に関する統計によると、今年第1四半期にユーロ圏およびEU27カ国でそれぞれ非金融企業の投資率が昨年第4四半期に比べて落ち込んだことが明らかになった。\ 投資率は […]

EU統計局ユーロスタットが7月29日に発表した企業の設備投資に関する統計によると、今年第1四半期にユーロ圏およびEU27カ国でそれぞれ非金融企業の投資率が昨年第4四半期に比べて落ち込んだことが明らかになった。

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投資率は企業の総固定資本形成を総付加価値(GVA)で割ったもので、企業が生産過程で生み出した付加価値に対して建物や機械などの固定資産に対する投資の割合を示している。

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統計によれば、投資率はユーロ圏では20.2%(季節調整済み)となり昨年第4四半期の20.4%から0.2ポイント縮小した。2008年第2四半期に記録した23.4%から一貫して下落しており、過去10年あまりで最低水準となっている。EU27カ国では20%を割り込んで19.7%(季節調整済み)となった。2008年第2四半期と第3四半期に23.3%となってから下落が続いており、昨年第4四半期は20.1%まで縮小していた。

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