EU統計局ユーロスタットが24日発表した7月の製造業受注統計によると、ユーロ圏の新規受注は前年同月比で11.2％増となったものの、上げ幅は前月の22.7％から半減した。前月比では2.4％減となり、3カ月ぶりに落ち込んだ。ユーロ圏では世界経済の減速に伴い、好調だった鉱工業生産にもかげりが出ており、市場では製造業の復調がピークを過ぎたとの見方が出ている。（表参照）
\EU27カ国ベースの新規受注は前年同月比で12.5％増、前月比で2.3％減。データが出そろっている22カ国をみると、前年同月比でマイナスとなったのはギリシャ、ポルトガルだけにとどまったが、前月比ではドイツ、イタリアなど14カ国がマイナスだった。
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