欧州委員会は22日、EU域内で果汁ジュースへの砂糖添加を禁止する措置を検討していることを明らかにした。ただし、ネクタージュースについては今後も、甘みを加えるために砂糖やはちみつを使用することを認めるという。
\現在、域内のスーパーマーケットなどで販売されている果汁飲料は、ジュースの場合1リットルあたり150グラム、ネクター飲料の場合、全体量の最大20％まで砂糖を加えることが認められている。EUはまた、果汁ジュースと果汁濃縮液の違いを明確にするための規則を導入するほか、トマトジュースを果汁ジュースとして分類することについても検討中だ。
\域内で販売される清涼飲料のうち、果汁ジュースが占める割合は10％。このうち87.6％が濃縮果汁還元ジュース、12.4％が果汁100％のジュースとなっている。
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