2011/10/24

欧州ビジネスウオッチ

フィリップスが4500人削減、7-9月期の業績悪化で

この記事の要約

電機大手のフィリップス(オランダ)は17日、従業員4,500人を削減すると発表した。業績悪化を受けたもので、1,400人はオランダで実施する。これにより2014年までに年間コストを8億ユーロ圧縮する計画だ。\ フィリップ […]

電機大手のフィリップス(オランダ)は17日、従業員4,500人を削減すると発表した。業績悪化を受けたもので、1,400人はオランダで実施する。これにより2014年までに年間コストを8億ユーロ圧縮する計画だ。

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フィリップスが同日発表した2011年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は7,600万ユーロで、前年同期から85%減少。消費低迷、原材料コストの増大が響いた。売上高は1.3%減の54億6,000万ユーロ。

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同社は現在、業績不振のテレビ事業を中国企業TVPに売却する方向で交渉している。交渉は建設的に行われているものの、当初予想よりも進展が遅れているという。決裂した場合は同事業について他の可能性を検討する意向だ。

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