2012/5/14

欧州ビジネスウオッチ

HSBC、南米4カ国の事業売却へ

この記事の要約

英最大手銀行のHSBCホールディングスは10日、南米4カ国の事業を売却する方向で、交渉を行っていることを明らかにした。コスト削減計画の一環で、コロンビア、ペルー、ウルグアイ、パラグアイが対象となる。\ HSBCは売却先候 […]

英最大手銀行のHSBCホールディングスは10日、南米4カ国の事業を売却する方向で、交渉を行っていることを明らかにした。コスト削減計画の一環で、コロンビア、ペルー、ウルグアイ、パラグアイが対象となる。

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HSBCは売却先候補など詳細については明らかにしなかった。「適切な時期に追って発表する」としている。

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HSBCはコスト削減のため、大きな収益が見込めない事業からの撤退を進める計画を昨年5月から進めている。昨年に米カード事業、日本の富裕層向けプライベート・バンキング部門などの売却を決定。3月には英最大手銀行のHSBCホールディングスは7日、香港、シンガポール、アルゼンチン、メキシコの損害保険事業を仏保険大手アクサなどに売却することで合意していた。

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HSBCが8日発表した2012年1-3月期(第1四半期)決算の税引き前利益は、前年同期比25%増の68億ドルだった。

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