2012/7/9

競争法

グローリーの英貨幣処理機大手買収、欧州委が承認 

この記事の要約

欧州委員会は3日、貨幣処理機メーカーのグローリー(本社:姫路市)が英同業タラリスを買収する計画を承認したと発表した。グローリーは2月、タラリスを総額6億5,000万ポンド(約800億円)で買収することで合意していた。\ […]

欧州委員会は3日、貨幣処理機メーカーのグローリー(本社:姫路市)が英同業タラリスを買収する計画を承認したと発表した。グローリーは2月、タラリスを総額6億5,000万ポンド(約800億円)で買収することで合意していた。

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タラリスは世界で初めて銀行用ATM(現金自動預け払い機)を発売したことで知られる同分野の老舗メーカー。2011年3月通期の売上高は3億2,148万ポンドに上る。グローリーは同社の全発行済み株式を経営陣と英投資会社カーライルから取得する。

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欧州委は声明で、貨幣処理機業界では多くの競合企業が存在することから、買収に競争上の問題はないと判断したと説明している。

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