2013/2/4

欧州ビジネスウオッチ

HSBCの平安保険株売却、中国当局が承認

この記事の要約

英大手銀行のHSBCホールディングスは1日、保有する中国保険2位平安保険の株式15.6%をタイのコングロマリット(複合企業)、ジャルーン・ポーカパン・グループ(CPグループ)に売却することが中国当局から承認されたと発表し […]

英大手銀行のHSBCホールディングスは1日、保有する中国保険2位平安保険の株式15.6%をタイのコングロマリット(複合企業)、ジャルーン・ポーカパン・グループ(CPグループ)に売却することが中国当局から承認されたと発表した。

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HSBCは昨年12月、同株式を727億4,000万香港ドル(約69億1,000万ユーロ)で売却することで合意。同月に約150億香港ドル相当の売却を完了した。残る取引は中国当局の承認を経て実施されることになっていた。

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同取引をめぐっては、CPグループが予定していた中国開発銀行からの資金調達が不可能となったため、中国保険監督管理委員会が承認を渋っているとの観測が浮上していたが、CPグループは他の方法で資金を確保し、承認を取り付けた。売却手続きは6日に完了の見込み。

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