三菱電機は1月30日、水・ごみ処理の監視制御システムなどを手がける独システムインテグレーターのKHオートメーションプロジェクツを買収すると発表した。買収額は非公表。三菱電機が70％、同社の欧州販売子会社が30％を出資する。
\三菱電機は世界的に需要の拡大が見込まれる社会インフラ分野で、プロセスオートメーション（PA）用途にFA（ファクトリーオートメーション）システム事業を拡大することを重点課題として取り組んでいる。KHオートメーションには2000年から同社製シーケンサを供給、監視制御システムへの適用拡大に取り組んできた。欧州での需要増加に対応するため、小規模ごみ処理発電・水処理分野などのPA用途で高い技術力を持つKHオートメーションを傘下に収め、システムソリューション力の強化を図る。
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