伊通信最大手テレコム・イタリアは5月30日、固定電話回線網の運営部門を分離し、新会社を設立する計画を取締役会が承認したと発表した。伊通信当局の認可を経て同計画を実施する。
\同計画はテレコム・イタリアの負債軽減と、光ブロードバンド網の拡充に向けた資金調達が目的。新会社の株式の一部を政府系投資ファンドのカッサ・デポジティ・エ・プレスティティ（預託貸付公庫）に売却し、売却益を債務返済に充てる。また、債務の一部を新会社に移管することも計画している。
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