欧州委員会が11月28日発表した同月のユーロ圏の景況感指数（ESI、標準値100）は98.5となり、前月の97.7から0.8ポイント上昇した。景況感の改善は7カ月連続で、2011年8月以来の高水準まで持ち直した。
\ESIはEU内の企業経営者約13万人と約4万人の消費者を対象とした聞き取り調査に基づいてまとめられる。分野別では製造業が1.1ポイント、サービス業が2.9ポイント、小売業が0.1ポイントの幅で上昇した。消費者と建設業は0.9ポイント悪化した。
\EUベースのESIは前月を0.4ポイント上回る102.1。主要国ではイタリアが1.9ポイント、スペインが1.4ポイント、オランダが1.3ポイント、ドイツが0.8ポイントの幅で改善した。
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