自動車市場関連のデータを収集・提供している英JATOダイナミクスのまとめによると、ハンガリーの2009年の新車（乗用車及び商用車）登録台数は 7万2,861台で、前年から59％減少した。うち乗用車は前年比60％減の6万1,141台だった。
\5日付けの現地紙『ネープサバッチャーグ』によると、昨年は新車買い換え補助制度が導入されたドイツやオーストリア、スロバキアの消費者がハンガリーで新車を購入するケースが増え、同国で販売された新車の4台に1台が外国人による購入だった。このため、ハンガリー国内で販売された新車は登録台数を上回るとみられる。
\ハンガリー自動車輸入業者連盟（MGE）のエルデーリ会長は今年の新車市場について、1-3月期は在庫圧縮を狙った販売店による値引きキャンペーンが終了することから販売は減少するものの、下半期には持ち直し、通年では09年と比べて横ばいが微増となるとの見通しを示した。
\なお、スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは4日、09年のハンガリーでの乗用車販売が8,112台だったと発表した。市場シェアは13.5％で、13年連続で首位を維持した。車種別販売実績は「スプラッシュ」が2,209台、「SX4」が3,084台、「スイフト」が2,480台。また、日本からの輸入車は399台だった。
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