ドイツの自動車部品大手ボッシュは5日、ハンガリー北東部ミシュコルツ工場に新たな生産棟を建設すると発表した。新生産棟は今年5月に着工、来年春の完成を見込んでおり、これに合わせて1,000人以上を新規雇用する。同棟の製造品種については明らかにされていない。
\ミシュコルツ工場はこれまで、自動車用スターターやドライブシャフト、フロントガラス洗浄システムなどを生産してきた。ブダペスト北東のハトヴァン工場とともに、来年の閉鎖が決まった英カーディフ工場から生産を移管される予定もあり、ボッシュはこの生産移管で400人以上を2工場で増員すると明らかにしたばかりだった。
\ボッシュはミシュコルツ、ハトヴァンのほか、ブダペスト、エゲルにも生産拠点を持ち、ハンガリー国内で約6,000人を雇用する。昨年は同国内で140億フォリントを投資。国内生産拠点の合計売上高は昨年で3億8,900万ユーロと、前年比で92.6％の増収となった。（1HUF＝0.43JPY）
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