ロシアの石油大手ルクオイルはこのほど、ブルガリア精製子会社ルクオイル・ネフトヒム・ブルガス（LNB）の設備更新に10億米ドルを投資したと発表した。欧州連合（EU）の環境基準に対応するため。ルクオイルのアレクペロフ最高経営責任者（CEO）によると、今回の設備の更新に伴い、最新の生産設備や自動管理システムを導入。この結果、LNBの精製深度は76.4％、軽質油の生産量は67％にそれぞれ向上し、精製損失率も75％改善し0.9％となった。
\LNBは、液体燃料や石油化学製品の主要サプライヤーであり、ブルガリア国内だけでなく欧州・米国にも出荷している。1999年からルクオイル傘下にある。
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