工業用ファスナーや精密金型部品の大手メーカー、ニフコ（神奈川県横浜市）の韓国子会社ニフコ・コリアが、1,500万ユーロを投じてポーランド南部ジョルィに工場を建設する。ポーランド、チェコ、スロバキアの大手顧客に製品を供給するのが目的。新工場では200人を雇用する予定だ。8日付の現地英字経済紙『BizPoland』（オンライン版）が報じた。
\1985年に設立されたニフコ・コリアは、韓国の生産拠点で自動車・電機産業向けの樹脂部品を生産。現代自動車や起亜、サムスン電子、LG電子などに製品を供給している。
\ニフコは海外13カ国の20カ所に拠点を持ち、欧州では英国、スペイン、ドイツ、ポーランドで事業を展開している。2006年に進出したポーランドでは南西部シフィドニツァにある工場で自動車部品を生産。現地のトヨタやトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル（TPCA）、マジャールスズキに製品を供給している。
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