ハンガリーの自動車市場調査会社であるデータハウスが2日発表した4月の乗用車新規登録台数は3,690台となり、前年同月比でわずか0.8％増にとどまった。1～4月の累計では1万5,097台で8.8％増加した。同国の乗用車新規登録台数は経済危機の影響で2009年に大幅に縮小。10年夏に前年同期で上昇に転じたが、いまだに危機前の水準を大きく下回り、低迷が続いている。
\4月のブランド別新規登録台数はこれまで首位だったフォードが40％減の262台に落ち込み、5位に転落。代わって17％増となったオペルが首位に浮上した。2位はシュコダ、3位はフォルクスワーゲンだった。
\商用車を含む4月の新規登録台数は4,434台で前年同月比3.8％増。ただ、前月比では15.5％減少した。商用車新規登録台数は乗用車に比べると堅調な伸びを示しており、4月は前年同期比22.4％増の744台、1-4月は同34.2％増の3,085台だった。
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