2011/6/8

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニアの有機食品市場20%拡大へ、国産品は主に輸出

この記事の要約

ルーマニアの有機食品市場規模は昨年の4,500~5,000万ユーロから20%成長する見通しだ。有機栽培農家でつくるBio Romaniaが明らかにした。昨年の国内消費のうち、輸入が3,500万ユーロ相当を占めた。一方で輸 […]

ルーマニアの有機食品市場規模は昨年の4,500~5,000万ユーロから20%成長する見通しだ。有機栽培農家でつくるBio Romaniaが明らかにした。昨年の国内消費のうち、輸入が3,500万ユーロ相当を占めた。一方で輸出高は1億5,000万ユーロに上っている。

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「有機農家の経営が成り立っているのは輸出のおかげ」とBio Romaniaのチョチェアヌ代表は語る。主な仕向け先はドイツ、イタリア、ギリシャ、オランダ、スイス、米国、日本。製品別では、はちみつ、ワイン、菓子(ペストリー)が主力だ。一般の食品に比べる2~3倍の価格で出荷している。

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有機農家の作付面積は過去10年で15倍の26万ヘクタールに増加した。農業生産に占める比率は2%弱。

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