ハンガリーの製薬最大手ゲデオン・リヒターは14日、欧州投資銀行（EIB）と1億5,000万ユーロの融資枠設定で契約を結んだ。2011～14年の研究開発に投じるもので、期間は9年。当初3年は返済を猶予される。リヒターは、ハンガリー国内における開発事業を支援するものとして、今回の融資を歓迎している。
\リヒターは、バイオ後続品を用いた中枢神経系疾患新薬の開発を目指している。EIBからは、今後18カ月以内に、数回に分けて融資を受ける予定だ。
\地元の証券ニュースサイト「ポートフォリオ」は、リヒターが昨年の生物製薬会社プレグレムの買収に当たり、増資の形で1億スイスフラン（22億フォリント相当）を投資することを約束している事実を指摘。市場金利より安くEIBから融資を受けられることになったのは、リヒターにとって良いニュースとコメントしている。
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