米自動車大手ゼネラルモーターズ（GM）のポーランドは6日、独子会社オペルの新型プラグインハイブリッド車「アンペラ」の予約受付を本日から開始すると発表した。納車は2012年半ばになるとしている。
\｢アンペラ｣は電気容量16キロワット時のリチウムイオン電池を搭載しており、バッテリーだけで最大40～80キロメートルを走行できる。電気モーターの最大出力は150psで、時速0から100kmへの加速性能は9秒、最高時速は161キロメートルという。
\シボレー「ボルト」をベースとする｢アンペラ｣は1.4リットル直列4気筒のガソリンエンジンを搭載しており、電池残量が大幅に下がるとエンジンを始動して発電機を回し、電気モーターに電力を供給するとともに、バッテリーを充電する。これにより、航続距離は最大で約500キロメートルになる。走行100km当たりの燃費は1.6リットル、走行1km当たりの二酸化炭素（CO2）排出量は40グラムを下回るという。欧州の自動車ユーザーの80％は1日に平均60～80キロメートルしか走行しないとされており、｢アンペラ｣は日常生活に十分通用する車だ。
\なお、｢アンペラ｣の予約注文は欧州全体ですでに5,000件に上っており、年内の生産予定分はすでに売り切れているという。
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