太陽電池モジュールの生産を手がけるスイスのエコソリファー（EcoSolifer）は19日、5,000万ユーロを投資してハンガリー北西部のチョルナに工場を建設すると発表した。完成すればハンガリーで初の薄膜太陽電池モジュールの生産拠点となる。
\チョルナ工場は今年9月に着工し、来年夏から従業員160人を雇用して生産を開始する。年間生産能力はまず25メガワット（MW）で、13年には52MWまで引き上げる。製品は主に輸出向けで、2013年の売上高は5,000万ユーロを見込んでいる。
\国家開発省のベツェイ次官によると、政府はチョルナ工場の建設事業に9億3,500万フォリントの補助金を交付する方向で検討を進めており、近く正式決定する。補助金の交付を受ける条件として、エコソリファーは工場の稼動開始から5年間は稼動開始当初の雇用規模を維持することが求められる。（1HUF＝0.42JPY）
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