ポーランドの通信最大手テレコムニカツィア・ポルスカ （TP）が7月27日発表した2011年4-6月期決算は、最終利益が9億9,500万ズロチ（3億6,100万米ドル）となり、前年同期の3倍強に急伸した。子会社の売却益が寄与した。
\売上高は37億9,000万ズロチと、前年同期から5％減少した。売上高を部門別で見ると、固定電話部門が前年同期比9.8％減の20億9,800万ズロチ、携帯電話部門が0.9％増の19億6,700万ズロチだった。
\TPは6月、放送インフラ子会社エミテルをモンタギュー・プライベート・エクイティに17億ズロチで売却した。同社はエミテルの売却益のうち8億ズロチを自社株の買戻しに充てる方針を表明している。（1PLN＝27.32JPY）
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