米投資会社のJPモルガンは17日、中東欧初の支店をワルシャワに開設した。金融危機にもかかわらずプラス成長を続けたポーランド経済の実績に加え、同国に対する顧客の関心が高いことが、支店開設につながった。
\同社のシュスター中東欧事業責任者は「ポーランド経済は過去15年間にわたり高水準かつ着実な成長を遂げた」と述べ、今後も引き続き成長が続くとの見通しを示した。また、ポーランドに対する国外からの直接投資だけでなく、ポーランド企業が力をつけて国外事業を強化していくとし、国際的金融機関のサービス需要が高まるとの見方を示した。
\JPモルガンは1995年に駐在員事務所を開設し、ポーランドに進出した。ワルシャワ証券取引所（WSE）のリモート・メンバー（遠隔地取引参加者）で、活発な取引を展開している。また、WSE上場企業の分析リポートも発行する。
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