ロシア最大の検索サイト「ヤンデックス」は21日、マイクロブログサイトを運営する米国のツイッターと提携すると発表した。ツイッターでの発言を検索範囲に含めることで、よりリアルタイムな情報提供を実現する狙いがある。
\ヤンデックスはロシア検索サイト市場で、グーグルを抑えてトップの座にあるが、市場シェアは縮小しつつある。昨年の検索件数に占めるシェアは3.5ポイント減の60.6％に低下した。グーグルとロシアのインターネット最大手Mail.ruの攻勢にさらされているためで、今年に入ってからは60％を下回っているという。
\一方、ヤンデックスが22日発表した2011年の売上高は前年比60％増の200億ルーブル（6億2,200万米ドル）だった。第4四半期に限ると64億ルーブル（2億ドル）と、前年同期比で56％増加した。
\利払い・税・償却前利益（EBITDA）は50％増の92億ルーブル、最終利益は51％増の58億ルーブルだった。一方、利益率（EBITDAマージン）は2010年第4四半期の52％から昨年末時点では49％に縮小した。今年は売上が45％拡大すると予測している。（1RUB=2.78JPY）
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