ロシアの首都モスクワは世界の投資家にとって魅力的な投資先として映っているようだ。19日付けの『ノ－ヴィエ・イズベスチヤ』紙によると、コンサルティング会社KPMGと仏パリ大都市圏投資庁が共同で行った投資環境の都市ランキング「グローバル・シティーズ・インベストメント・モニター」で、モスクワが8位に入った。
\このランキングは 英フィナンシャル・タイムズ紙のFDI調査部門、 fDiインテリジェンスのデータをもとに年1回発表されており、首位にはロンドンが3年連続で輝いた。2位以下は上海、香港、サンパウロ、ニューヨーク、パリ、北京、モスクワ、サンフランシスコ、ムンバイの順で、新興国の都市の躍進が目立った。
\ランキングでは、過去の実績だけでなく将来的な可能性も基準にされている。ファイナンスグループ、カリタフィナンスのアナリスト、トゥルジャンスカヤ氏は、ランキングでは各都市の発展に対する投資家らの期待も反映されていると指摘する。
\ロシア経済省のまとめによると、2011年のロシアの対ロシア外国直接投資は前年比21％増の520億米ドルで、世界金融危機以前の07年の水準をほぼ回復した。
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