天然ガス世界最大手の露ガスプロム傘下のポリエステル繊維メーカーGazprom KhimVoloknoは12月末、ヴォルシスキーにポリエステル繊維生産プラントを建設するプロジェクトを始動させた。同社は当該プロジェクトに約12億ルーブルを投資し、今年中に年1万2,917トン規模の生産を開始する。同プラントで生産されたポリエステル繊維は、タイヤコードやジオテキスタイルなどに加工される。新プラントでは新たに127人が雇用される。
\同社は昨年10月、約40億ルーブルを投じて建設したタイヤ向けポリエステルコードの生産プラント（年産4,000万延メートル）を稼働した。それまでは、タイヤコード用の繊維原料は輸入に依存していた。
\今回建設するポリエステル繊維生産プラントは、今後数年にわたり約62億ルーブルをかけて拡張していく。最終的には450人の新規雇用が創出される見通し。（1RUB＝2.93JPY）
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