ベラルーシの国家統計委員会が9日発表した2012年12月の消費者物価指数（CPI）は前年比で21.8％上昇し、事前予測（19～22％）の範囲内に収まった。前月比では1.4％増加した。年間インフレ率が108.7％に上った2011年に比べると、上昇率は大きく鈍化した。
\工業物価指数は前月比で1％、前年同月比で21％の増加。投資財はそれぞれ0.8％、26.6％、中間財は1％、16.4％、消費財は1％、26.5％上昇した。
\農産物価格は前月比0.9％増、前年同月比で29.3％増となった。
\建設業界物価指数は前月比で1.3％、前年同月比で35.4％の幅でそれぞれ上昇した。建設・設置工事は、それぞれ1.3％、42.2％増加した。一方で機械・設備価格は0.8％、10.7％の上昇にとどまった。
\貨物運賃は前月比で0.9％、前年同月比で43％高くなった。通信サービス価格は前月比4.4％、前年同月比31.2％の上昇となった。
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