三菱東京UFJ銀行は1日、ポーランド国営開発銀行であるBGKと業務提携に関する覚書を締結したと発表した。同行は現地法人を通して現地日系企業に金融サービスを提供しており、提携により顧客サービスをさらに向上させる狙い。具体的な業務内容など、詳細は明らかにしていない。
\BGKは政府が100％出資する公共事業融資機関として政府基金やEU助成金を運用し、政府の社会・経済プログラムや地方開発プログラムを支援している。また、トレードファイナンスなどの商業銀行サービスも提供する。
\ポーランド政府は昨年10月、インフラ分野への投資を長期的に促進することを目的とした新投資プログラムを発表。特にエネルギー、交通、鉱工業、通信などの分野で大型投資が見込まれる。融資業務を担当するBGKは年初に40億ズロチ超の増資を行い、これに備えている。
\（1PLN＝29.92JPY）
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