ポーランド人の8割以上が仕事に満足していることが、国内最大の雇用斡旋会社ワークサービスが行った意識調査で分かった。1,104人の回答者のうち「非常に満足している」が39.7％、「どちらかと言えば満足している」が41.4％で、「満足していない」は16.7％だった。
\仕事に満足している割合が特に多いのは55～64歳の高齢層（88.6％）と、35～44歳の働き盛りの層（87.8％）だった。18～24歳の若年層では約6割は満足しているものの、満足していないという回答も3割と他の年齢層に比べ多かった。また、都市部では9割が満足しているのに対し地方都市や農村部では4人に1人しか満足しておらず、賃金格差を窺わせた。
\ワークサービスのイングロット市場開発部長は、仕事に満足している人が意外に多い理由として、景気が冷え込む中で定職があること自体幸せだと思う傾向が強まっていることや、過去10年間で賃金や可処分所得が上昇し経済的に豊かになったことを指摘する。ただ、若年層では賃金が低く新卒者の就職も厳しいことから、仕事に不満がある人も少なくないようだ。
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