自動車大手の独ダイムラーは18日、ハンガリー・ケチケメート工場で5月から1シフトを追加し3シフト制に移行すると発表した。同工場で手がけるコンパクトカーの需要が旺盛なことに対応する狙い。経済ニュースサイトportfolio.huによると、シフト追加に合わせて500人を新規雇用する。
ケチケメート工場はダイムラーが8億ユーロを投資して建設した新工場で、12年3月に操業を開始した。メルセデス・ベンツブランドのコンパクトカー「Bクラス」と「CLAクラス」を生産している。
ダイムラーは昨年4月、小型車需要の好調を受けてケチケメート工場で土曜操業を開始したが、それでも注文に生産が追い付かなくなったため、メルセデスベンツの小型モデル（Aクラスハッチバック、GLAコンパクトSUV、Bクラス）を生産する独ラシュタット工場で10月に3シフト制を導入した。
