ブルガリア国立銀行が17日発表した国内保険業界に関する統計によると、国内で営業する保険会社の資産は2013年12月末時点で52億6,300万レフと、前年同月末から0.8％減少した。12年9月末時点からは3.8％の増加だった。
13年12月末の生命保険会社の資産は前年同月末比6.8％増の12億
6,100万レフに拡大。保険業界の資産に占める割合は22.3％から24％に上昇した。損害保険会社の資産は1.2％減の39億9,000万レフに減少。業界の資産に占める割合は76.2％から75.8％に低下した。
資産の通貨別内訳はレフが47.3％、ユーロが23.％、米ドルが3.3％、その他が25.5％だった。資産の所在地はブルガリアが53.5％、欧州連合（EU）が42.1％、米国が2.0％、その他が2.4％だった。
国内保険会社の負債は52億6,300万レフだった。自己資本は前年同月比5.6％減の17億3,400万レフに減少した。自己資本の負債に対する比率は32.9％と、前年同月から1.7ポイント低下した。また、技術的準備金は前年同月比0.02％増の30億7,200万レフだった。
（1BGN＝71.83JPY)
