トルコ統計局が5月27日発表した5月の消費者信頼感指数は76となり、前月から2.5ポイント下落した。
今後12カ月間の一般的な経済状況に関する期待指数は前月から4.3ポイント下落して107となり、経済状況が改善すると考える人が前月と比べ減少したことを示している。今後12カ間の失業の可能性に関する指数は前月比3.8ポイント減の81.6に改善、財政状況に関する期待指数は1.8ポイント減の93.1に悪化した。今後12カ月間の資産形成(貯金)を行うことができる可能性に関する指数は、前月から横ばいの26.6だった。消費者信頼感指数は消費者の声を基にした経済指数で、個人消費との連動性が高いことで知られる。
また、23日に発表された5月の企業の業種別景況感指数（季節調整済み）は、サービス業が前月比1.3ポイント減の103.4に悪化した一方、小売業が0.5ポイント増の103.6、建設業は0.9ポイント増の79.2にそれぞれ改善した。
