ロシアで導入された禁煙法を基本的に支持する人が、国民の77％を占めていることが、世論調査機関レヴァダ・センターの調べでわかった。たばこを吸わない人ではこの比率は88％に達する。また、喫煙者でも59％とほぼ3分の2に上る。反対する人は22％。
ロシア下院は昨年、「たばこの煙とその健康被害から国民を守るための法律」を可決した。第一段階では「スタジアム、教育機関、文化施設、病院、航空機、店舗、エレベーター、子どもの遊び場、ガソリンスタンド」で禁煙となった。たばこ広告・販促活動も禁止された。
先月からは第二段階として、「飲食店、ホテル、寮、市場、取引所、駅の近距離線ホーム」が加わった。映画やドラマの喫煙シーンでは、たばこの害を知らせる広告を挿入しなければならない。
