米国はウクライナの持続的な経済発展を支援するため3,400万米ドルの資金援助を実施する。ウクライナのグロイスマン副首相の広報室はこのほど、両国政府が援助実施に関する合意文書に調印したと発表した。
米国からの援助は欧州連合（EU）の規範に従って法制度を改善することや民間セクターのポテンシャル強化、中小企業支援、公的監視機能の向上やエネルギー安全保障の強化などに活用される。
調印式に出席した米国国際開発庁（USAID）の欧州地域ミッションディレクターを務めるバートン氏は、両国が技術援助の目標を協力して立てたのは今回が初めてであると説明。「両国のパートナーシップが新たな段階に達したことの証明だ」と強調した。
