ドイツ自動車大手オペルのハンガリー子会社はこのほど、2014年1―9月期の乗用車・小型商用車販売台数が7,578台となり、前年同期実績を57.6％上回ったと発表した。通期では1万台以上を売り上げる見通しだ。
現地経済情報サイトBBJによると、同社はハンガリー乗用車市場で13.6％のトップシェアを握る。ハンガリー西部のセントゴットハールド工場では、今年7月から小型ガソリンエンジンの量産体制に入った。生産するのは排気量1.4リットル、1.6リットル、1.8リットルのエンジンで、2016年までに生産数が年間56万基に達する見通し。同工場は年間65万基の生産能力を備える。
