独自動車大手オペルのハンガリー事業が好調だ。現地子会社が20日明らかにした2014年の国内販売台数は前年比51.5％増の1万195台で、市場全体の伸び率23.4％を大きく上回った。乗用車の販売台数は9,051台で、市場シェア13.41％を確保し4年連続で業界トップを保持した。
国内西部セントゴットハルトのエンジン工場では主力エンジン27万5,000基のほか、13年に生産開始した小型ガソリンエンジン10万基超を生産し、約7割を輸出した。中国向けのエンジン部品も20万個製造した。小型エンジンの受注が好調なため、現在1,400人の従業員を年内に500人増やす。小型エンジンの生産ラインは16～17年ごろにフル操業する見通し。
今年も販売台数が市場成長を上回る増加率を達成し、乗用車市場でも首位保守を目指す。ハンガリー子会社は18年までに新型モデル27、新型エンジン17の生産開始を計画している。
