欧州復興開発銀行（EBRD）は20日、ポーランド3位の銀行であるバンク・ザホドニWBK（BZ WBK）の株式0.47％を売却した。クレディト･バンクとの合併が成功し、同行の親会社でスペインのサンタンデール銀行への統合も順調に進展していることから、BZ WBKの支援継続は不要と判断した。今回の取引でEBRDは保有していた全株式を手放した。
株式は短期でブックビルディングを行うABB方式で国内外の機関投資家に売却された。価格は19日の終値をやや下回る水準。
EBRDは今後も必要であればBZ WBKを改めて支援する用意があることを明らかにしている。
