2015/5/27

自動車

ベラルーシ商用車大手MAZ、天然ガス燃料の新型バス生産へ

この記事の要約

ベラルーシの商用車大手ミンスク・オートモービル・プラント(MAZ)が、天然ガスエンジンを搭載した新型バスの生産を開始する。このほど国営BelTAt通信が同社筋から得た情報として伝えたもので、新型バスは人気モデル「MAZ1 […]

ベラルーシの商用車大手ミンスク・オートモービル・プラント(MAZ)が、天然ガスエンジンを搭載した新型バスの生産を開始する。このほど国営BelTAt通信が同社筋から得た情報として伝えたもので、新型バスは人気モデル「MAZ103」に独ダイムラーの天然ガスエンジンを搭載し、欧州排ガス基準「Euro5」をクリアしている。量産開始は半年後となる見通しだという。

MAZは1944年に国営企業として設立、2009年に株式会社化されたベラルーシ有数の輸出企業。主にトラックやバスを生産し、グループ全体で3万人を雇用する。昨年は最大市場のロシアの景気低迷を受けて販売数が減少、今年3月に一時生産ラインを停止した。